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スピリチュアルの視点から私の日常、趣味を語りまっす。

ドラゴンボールにスピリチュアル性を感じてる。~悟空の生き方編~

ドラゴンボールはスピリチュアルだ。平成の漫画でありながら、確実にこれからの風の時代を二次元上に具現化したものだ。

 

日本人であれば誰でも知っている必殺技「かめはめ波」は、武器ではなく「気」と呼ばれるエネルギーの塊だし、その「気」で空を飛ぶし、おまけに悟空は誰かの「気」をイメージすればどこへでも瞬間移動できる能力を修行で身につけている。こんなの、物質主義の地の時代のマインドではぜったいに描けない次元の漫画なのだ。

 

このように、ドラゴンボールには「ん?なんかこれスピリチュアルっぽい…?」と感じる設定がたくさんある。

その中で今回は私が特にこれはすごいと思っているドラゴンボールのスピリチュアル性について紹介しよう。それは、悟空自身の、風の時代に沿った生き方だ。

 

彼の好きなことは修行に次ぐ修行、そして強ぇやつと戦うことだが、それらをただひたすらにワクワクしながらやっている。決して「こうならなきゃいけない」とか、「これをすれば何かが手に入る」というマインドを動機としているわけではない。例えば、比較されやすいワンピースのルフィなんかは「海賊王になる」という目標を掲げてそれに向かって頑張っているが、悟空にはそういった目標もない。ただ好きだから、それをやっているというこの一点tのみである。

作中には、悟空は地球を救うために戦うと読み取れる描写がいくつもあって、実際に彼自身もそういった発言をしている。もちろん、その目的もあってこその行動だろうと思う。けれど、悟空は心の奥底で純粋に戦うことを愛しているのだ。だから戦っているのだ。(こう書くと戦闘狂みたいだが、悟空の好きな戦いというのは殺し合いではなく武術の発展したものを指している)

戦いたいから戦った(この辺で戦いのゲシュタルト崩壊を起こしました)その結果、地球を救ってしまっているのである。たまに悟空をヒーロー扱いする人がいるが、彼は本当の本心では、皆を助けるために戦っているのではない。違うのだ。悟空はヒーローとして魅力的なのではない。好きなことを夢中でやってたら地球を救ってました感、それこそが彼の魅力なのだ。

アニメZの魔人ブウ編からのオープニング曲の「We Gotta Power」に「夢中になれるモノがいつか君をすげぇやつにするんだ」という歌詞があるが、これは完全に悟空そのものである。義務やら固定概念ではなく、ワクワクを原動力として行動し、気づいた時には誰よりも強くなっている。お馴染みの「オラワクワクすっぞぉ!」の思いに素直に従っていたら地球を救っちゃっているということだ。

 

ここまで書いていて気づいた。私たちも悟空みたいに生きられるのではないだろうか。私たちだってワクワクすることをやればいずれ地球を救ってしまうのではないだろうか。いや、地球を救うためにやらなくていい。とにかくワクワクすることに脇目もふらず取り組んでいれば、素晴らしい結果が待っている。その生き方こそが風の時代に沿った生き方なのだ。

そう頭で理解できても、次の瞬間には地の時代の生き方、考え方に戻ってしまうだろう。しかしそんな時も大丈夫だ。ドラゴンボールを手に取り、おそらくこれまであなたが見たことのない観点から悟空を見てみよう。そしてそのワクワクに従う生き方、常識に縛られない自由さを目の当たりにしてほしい。「ちょい待ち、さすがに悟空みたいには…」と思ったあなた、いや、できる。できるのだ。風の時代はむしろそのほうが楽に、楽しく生きられる。

さあ、義務感や固定概念に縛られて行動する時代はもう終わりだただワクワクすることをしよう、そして今は想像もできないような素晴らしい景色を見に行こう。きっとそこでは悟空がワクワクした顔であなたを待っているだろう。